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ダスティンジョンソン選手はデータ分析をどう生かしたのか

 セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズはダスティンジョンソン選手の優勝で終わりました。その昔はメルセデス、そこからヒュンダイ、さらには今回のセントリーインシュランスは保険会社と開催コースはそのままでタイトルスポンサーの変遷は時代の流れでしょうか。

 さて、今回優勝したダスティンジョンソン選手ですが、こちらの記事は少し前の記事になりますが、
https://www.geekwire.com/2016/how-dustin-johnson-used-data-to-rise-to-the-top-of-the-golf-world/
 要するに、データ解析してみたところ、主に50ヤードから125ヤードというウェッジショットの他の選手より良くなかったのでそれを克服していったことにより成績に向上がみられた。

ということなのですが、これを見て大半の人は予想外に思うはずです。どうしてもダスティンジョンソン選手というと、飛距離は抜群ウェッジも上手いけど、飛ぶ反面曲がるのと、パッティングに難あり。というイメージなはずです。かなり前の全米プロでバンカーでソールしてペナルティ。全米オープンでは最終ホールで痛恨の3パットによりスピース選手に惜敗と、印象に残るシーンではどうしてもティショットやパッティングの粗が目立っていました。しかし、本当の弱点はそこではなく一流選手の平均的能力と比べたところジョンソン選手が劣っている部分が50ヤードから125ヤードのウェッジショットということがデータ解析から導き出されたのです。

 やはり、実際の状況を数値化するのと見た目、経験の印象では差異があります。そのため本来目指すべき姿を失ってしまうことはあまりにももったいないといえます。そこで、本来一番修正しなくてはいけない部分を明確化によって、更に数段レベルアップしていくということが可能になってきたのがデータ分析の質が上がってきた一番のメリットです。ここに関してはたとえ自分にとって納得いかない答えが導き出されたとしても前向きにとらえて前進していきたいところですね。

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