6.292019
ザックリとチャックリの違い
よく「ザックリ」や「チャックリ」と言う言葉を聞きますよね。「これってどんな現象のことなんだろう？」って思いませんか？
私なりに、分かりやすく解説したいと思います。
まずは「ザックリ」、これはショットやアプローチなどアイアン全般やウェッジなどでよく起こります。
原因は、クラブのリーディングエッヂ（よく言われる刃の部分）が地面に突き刺さってしまうことによって、「ザックリと土を掘ってしまう現象」です。
球を上から潰しに行くタイプによく見られます。
そして、「チャックリ」ですね。これは、ウェッジで一般ゴルファーによく起こる、特にグリーン周りの短い距離のアプローチで起こります。
主にウェッヂの「バンス」部分が原因で起こります。
「バンス」には角度があり、多種多様性を持っています。バンス角が大きいと、地面をダフリにくく、球を跳ね上げる役割があります。また、バンス角が小さいとどんなライからでも球だけをクリーンに打つことが出来る為ライの悪い場面で多用されます。
そして、「チャックリ」とは、このバンスが芝生に当たったときの抵抗が大きかった場合などに、ヘッドスピードが落ち、距離がショートしてしまう場合や、バンス角が少ないクラブで球の下をヘッドが潜り抜けたりして距離をショートした場合のときなどによく使われる用語です。
「バンス」とは、最下点で地面に接するものとして覚えましょう。これを「ダフリ」と思っている一般ゴルファーも多いようです。
