ブログ

韓国ゴルフの火付け役

近年ゴルフは韓国人選手の活躍がめまぐるしく、トップ選手には韓国籍のプロが非常に多い。

人気選手も多く、大勢のギャラリーを引き連れての移動場面もしばしば。
今でこそ世界各地で韓国人ゴルファーたちが奮闘しているが、韓国ゴルフの歴史はそれほど深くない。韓国にゴルフが持ち込まれたのは1900年頃で、1921年には国内初のゴルフ場も作られたが、韓国ゴルフ協会が発足したのは1956年。プロ化して男子の韓国プロゴルフ協会が出来たのは1968年で、女子プロゴルフ協会に至っては1988年と、発足してから24年しか経っていない。
にもかかわらず、急速な進化を遂げられたのは、パク・セリの登場が発端だった。

1998年にプロ入りした彼女が、同年のアメリカ女子ツアーでいきなり大活躍。全米女子オープン、全米女子プロ選手権とメジャー2大会を制覇し(2016/3月引退発表。ツアー25勝、内メジャー5勝)、韓国国内で空前の”ゴルフ・ブーム”が巻き起こったのだ。

それをきっかけに、多くの子どもたちもゴルフを始めた。


記憶に新しい韓国人選手といえば、こちら、チェ・ホソン(崔虎星)。
20代中盤にゴルフを始めた遅咲きのプロ。地元の水産高校を卒業した後、20歳の時にマグロ加工の工場で右手親指の先端を切断するという大けがに見舞われたが、その後就職したゴルフ場で一念発起した。韓国ツアーでは2008年から2勝をマーク。2012年末に、かねてから参戦を目標としてきた日本ツアーの予選会を通過すると、翌13年のシーズン開幕戦、ワンアジアツアーとの共同主管競技「インドネシアPGA選手権」をいきなり制した。2018年「カシオワールドオープン」で2勝目をあげた。独特な変則スイングでも人気だ。

関連記事

今月のおすすめ記事

  1. ティーショットは曲がってる場面もありましたが、それでも最終日のスコアが61はタイガーウッズが優勝した...
  2. 慣れていない人にとっては18ホール歩き続けるのは消耗しますね。

おすすめ情報

  1. 登録されている記事はございません。
ページ上部へ戻る